忌中(きちゅう)と喪中(もちゅう)について
投稿日:2019年1月29日
スタッフのつぶやき
いきなりですが、皆様は”忌中と喪中とは何か”と聞かれた際に自信を持って答えることが出来ますか?
ほとんどの方は「うーん…」となってしまうのではないでしょうか?
今回はそんな「忌中」と「喪中」についてのお話を少しさせていただければと思います。
まず、「忌中」とは、ご家族がお亡くなりになってから、仏式では四十九日、神式では五十日祭、キリスト教は忌明けというのはありませんが一カ月後の昇天記念日までと考えられるでしょう。
このように「忌中」とは宗教の違いによって日数がちがうものとされております。
また、「喪中」は宗教を問わず一年間とされることが多いようです。
ご存知の方も多いとは思いますが「喪中」は年賀状は出さず、欠礼をわびる挨拶状を十二月の初めまでに送ります。
この間は慶事や祭典を避けるものとされていますが、遺族にとって大事な事であれば「故人もお許しくださる」と柔軟に考えるケースも多いようです。
以上のことより、上記の質問の答えとしては
「忌中」とは宗教によって定められている期間を指す言葉で、「喪中」とはご家族が亡くなられてからの一年間を指す言葉というのが今回の答えとなります。
皆様どうだったでしょうか?知っていたという方も、そうでなかった方も、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
※地域により多少異なる場合がございます。